乾燥ヒトデ「マリンスター」
|マリンスター(ヒトデ)についてと主な特長|土壌改良について|忌避について|製品の安全性について|
マリンスター(ヒトデ)についてと主な特長
◆ | イノシシや鹿やカラスなどの動物(有害鳥獣)で困っている。 |
◆ | 鳥(カラス)やモグラなど、柵や防鳥ネットでは対策が出来ない。 |
◆ | 環境害虫(ムカデ・カメムシなど)による被害を受けている。 |
◆ | マンションのベランダにハトが来て困っているが、ネットを張っての対策は初期投資が高く、 オーナーからの許可がでないので簡易的に対処できる方法を探している。 |
電気柵や防鳥ネット張りは、高い初期費用やランニングコストやお手入れが必要です。
あと、ゴルフ場などの景観を損なえない場所や、地形によっては柵が設置できない場合もございます。
『 マリンスター 』とは
もともとヒトデが自己防衛のためにテルペン物質などを発散し、外敵を寄せ付けないように生息してますが、その成分が非常に多くの有害鳥獣や環境害虫を寄せ付けない、という商品です。
海では『厄介者』として問題もあるようですが、陸上ではうまく利用を行なえば、心強い味方になるのです。
海にあるものなので、そのままでは陸上では弊害もあり活用できません。
「マリンスター」は、ヒトデの種類を選別し、沖縄の公的機関との共同開発を経たメーカー独自の製造方法にてヒトデから塩分を取り除き、乾燥させたものを砕いて製品化しております。(よって、すべてのヒトデ製品が同じ効果を期待できるという事ではありません。)
粒大は、2センチくらい~細かい粉となっており、細かい粉は即効性を、大き目の粒は約2ヶ月という忌避剤にしては比較的長い期間効果が持続します。
主な特長:乾燥ヒトデ 『 マリンスター 』
■ 甲殻類質(ヒトデ)の特長である多孔質構造により、土壌改良効果が見られます。
■ 多種わたる有害鳥獣対策に高い忌避効果と実績があり、自信を持ってお勧め致します!
(特にイノシシ・シカ・イタチ・ハクビシン・ネズミ・モグラ・カラス・ヘビ対策)
■ 柵などの様に、景観を損なう事無く、また地形を問わず対策が可能。
■ マリンスターを「外周撒布」「敷地地表撒布」「小分けして吊り下げ」等使用します。また「地表撒布と十分な散水」で地中へのモグラ対策も。
■ 慣行性がほとんど無く、繰り返し使用されても同じ忌避効果が♪
<補足>
■ | マリンスターは、ミネラル分豊富な為、成長増進につながり、土壌健康化と合わせて鳥獣被害対策としてもお使いいただけます。(マリンスターの肥料成分データはページ下方にて) |
■ | 『慣行性』とは、動物がその成分に慣れてしまって再来する事です。 多くの忌避剤は「初めは来なかったけどまた来始めて・・」という声をよく耳にします。マリンスターは、施工を繰り返しても同じ結果であると評価いただいております。 |
土壌改良について
土壌改良に対して一つの考えとして
農業従事者は作物の顔色(土より上の部分)を見がちです。 農作物を栽培する上で大切な事は作物の根を作る事が重要です。 その作物の根を作るには「土」を作る事が最重要です。
現在では、手の掛からない肥料として「化学配合肥料」を元肥1回で撒布し、 収穫までは「農薬」を使用して収穫を維持する農業が大半です。 結果、土壌への肥料固定化・農薬使用の為の微生物減少など、作物を収穫出来なくなる環境へと進んでおります。
「科学肥料」は人類が生み出した「傑作品」であり、毎日作物の生育状況を理解し使用すれば土壌固定化もせず 過肥料に成る事もありませんが、労働時間との問題で「手をかける農業」が出来なくなっているのが現状です。
また、化学肥料・農薬の使用で一番懸念される事は「環境への影響」であり、 発ガン性物質「硝酸態」などが河川・地下水に流亡し、人体・魚など動物への影響が一番懸念される事で、 飲料水など地下水の汚染問題は「科学肥料」使用時より懸念されていた問題です。
健康な土壌には連作障害・害虫被害など有り得ませんが、現状は土壌を不健康化にしてしまい、 挙句は農薬使用という悪循環を繰り返しております。 気候変更と酸性雨の影響により近年中に世界的な食糧危機が迫ってきて居る現在、 日本は食糧自給率40%台と先進国では最低のレベルに陥っており、これからは健康な土壌で化学肥料「無駄な養分」を使わず 環境保全型の農業に帰るべきだと考えます。 また、土壌さえ大切に管理して行けばいかなる農作物でも転作可能です。 食料問題は人間にとって一番重要な問題であり、健康な土壌を作り、健康な作物を作り、健康な人を作る事が急務と考えております。
ヒトデを使用した土壌改良とは
農作物を多く取るために化学肥料が使われ、農薬の使用により収量の確保を求めて農業が行われておりましたが、 弊害として化学肥料の連続使用・作物の連作により土壌養分の偏り、 また、農薬の過度の使用により土壌微生物の減少が続いております。 さらに、化学肥料・農薬の使用により地下水の汚染・河川・海の富栄養化など 環境への悪影響が懸念されております。
ヒトデは、天然成分100%で人間にも 環境にも何ら影響を及ぼすものではありません。 そのヒトデは、中国では漢方薬の原料として使われており、日本ではヒトデ料理として食されている地域があります。 ヒトデは海の産物でミネラル分が豊富にあり土壌中のミネラル補充にも対応できる素材です。 無農薬・有機栽培を行うと当然微生物・小動物(ミミズ)の繁殖が活発に成ります。
よって、モグラ・ネズミなどの小動物の被害が多くなりますが「ヒトデ商品(マリンスター)」を使用する事で 土壌改良効果が見られます。 また、PHは7と中性でアルカリ土壌にはそのまま撒布、酸性土壌には生石灰(10a当り)60kgを撒布する事で効果が見られます。 ヒトデの石灰分は有機石灰の為、即効性は有りませんが3年続けていると土壌PHの改善にも役立ちます。 健康な土壌には連作障害など有り得ません。 現状、土壌を不健康化にし、あげくは農薬使用という悪循環を繰り返しております。
ヒトデ乾燥品の土壌改良要素
土壌改質効果
甲殻類質(ヒトデ)の特徴である多孔質構造により下記の土壌改質効果が見られます。
Ⅰ. | 単粒構造の土質を団粒構造へと導く 土の捕肥力が高まる。 |
Ⅱ. | 空気の流通を良くする 根の吸収力・土壌微生物の育成につながります。 |
Ⅲ. | 保水力が増す 作物が晴天続きでも水分を吸いやすくなります。(砂漠の緑化事業にも転用できます) |
Ⅳ. | 微生物の巣となり、餌となる 肥料養分の吸収を高め、土中固定化養分の分解につながります。 農薬により減少化した微生物の増殖効果が見られます。 |
ヒトデの持つ成分による効果
ヒトデの持つ成分により下記の効果が見られます。
Ⅰ. | コレステロール誘導体により、土中固定化した肥料養分を作物が吸いやすく作用する 連作障害など肥料養分の偏りを改善し土壌健康化を促進します。 |
Ⅱ. | テルペン物質により、ホルモン効果の増進に役立つ 微生物の繁殖が多くなります。 ※ケガをした部分に塗ると痛みが減少し傷口が塞がる時間が短くなりなり、傷跡が解らない状態になります。 |
Ⅲ. | テルペン物質の複合効果により、動物の大脳を刺激し、近寄らない効果が見られる 成分の蒸散により四足動物・鳥類・虫(環境害虫)が嫌う効果が見られます。 撒布の場合:四足動物の侵入防止効果が見られます。 吊り下げの場合:鳥類・環境害虫の侵入防止効果が見られます。 |
Ⅳ. | テルペン物質の複合効果により、ボウフラの発生・有害菌の防止が見られる 作物への肥料養分の吸収を高め、土中固定化養分の分解につながります。 農業用水(汚れた水に有機物(糞尿など)) に入り込み有害菌が発生しますが、 有害菌の発生を抑制して水の浄化作用が見られます。 |
ヒトデを使用した土壌の実験結果
Ⅰ. | 土壌に撒布した場合 微生物の動きが活発化し化学肥料の土中固定化された成分を徐々に分解、 作物に吸収させる為、土壌健全化と作物の生長を促進します。 また、ヒトデ成分の中に成長作用を促進する天然ホルモン成分が認められ、 根の発育に効果が見られます。 その成分は「疏水性」の成分で雨水などで流亡する事もありません。 土中撒布を行うと、農薬の使用が5分の1位に減るのが通例で、 無農薬栽培が可能になります。 よって連作障害など偏った肥料の使いすぎた土壌など短期間で改善する効果が見られます。 特に寒冷地では土壌微生物が活性化する事で地温が上昇するため、冷夏対策などにも貢献できると考えております。 ヒトデは海の動物です。 窒素・リン酸・カリ成分よりもマグネシウムなどミネラル分豊富な資材です。 (施工するの位置や環境により一定ではありません。) |
Ⅱ. | 対象物にヒトデより製造した水溶液を撒布した場合 光合成を促進して天然ホルモンの影響で作物が大きく収量が増えるのが特徴です。 |
注意点:長時間水に浸かる等で「発酵・腐敗」したヒトデ商品は上記効果が激減します。
忌避について
商品説明
ヒトデは以前から北海道などで汲み取りトイレの蛆発生防止材・虫発生防止材として使われており、 農業資材としては堆肥の副原料として現在も使われております。
商品開発においては、動物・虫が近寄らない事に着目して数年間に数百例の実証を繰り返し、食害動物・虫を寄せ付けない効果・施工方法の検証を行ってまいりました。
さらに、電柵・ロープネットなどと併用する事で寄せ付けない効果が更に期待できます。非常に大事な事は人間の生活域と動物の生活域の間に緩衝域をつくり、 年間通して人間の生活域に近づけなくする事、すなわち緩衝域が動物にとって嫌な近づきたくない場所と認識させるのが大事です。
農薬として登録されている忌避剤でも100%の忌避効果は無理と聞いております。
100%の忌避効果は劇薬でない限り不可能で、重要なのは天然素材で人間・動物・環境に影響を与えず、土壌汚染にもならないという点です。ヒトデ乾燥品は動物を殺す事なく侵入防止に有効利用出切れば幸いと考えております。弊社がご提供する「ヒトデ乾燥品」は農薬登録をしておりません。「人の安全」「施設の保護」を目的とした忌避剤としてご使用下さい
現在、弊社は特殊肥料の甲殻類質肥料として販売をさせて戴いております。実際にご使用に成るお客様が甲殻類質肥料として認識して戴き、弊社の防除検証実績を見て戴き納得されてご使用される事を望みます。私共の商品は自治体・電力会社・JA・一部JR・私鉄・農家などが有害鳥獣・環境害虫の侵入防止目的でご使用されております。 理由としては今まで効果的な天然素材の防除資材が無く、また、生態系に悪影響を及ぼす(殺虫・殺菌)資材でさらに忌避効果が見られないのが理由です。
使用用途
使用用途としては以下の使用方法があります。
吊るすケース
カラスなど鳥類の接近を防ぐ為に300mlを小袋に入れて吊るします。
電力会社の電柱営巣対策 | |
敷地,土地,家屋での鳥対策 | |
都市マンションでの鳥対策 など |
有効範囲と期間
300mlで半径1.5Mの円内 2~3ヶ月(雨での流亡状況で変わります)
撒くケース
四足動物の進入防止・昆虫類進入防止のため動物別の施工方法があります。また環境により施工方法が変わります。 近年、鹿・猪の頭数増加と人間移住地の拡大により、動物の生息圏と人間の移住地が隣接してきております。結果は、山地だけではなく移住地の庭にまで出没し庭を荒らすなどの状況に成っております。
土地や敷地を荒らす以外、人間に危害を与える、車・電車などへの衝突事故などで人的被害も拡大しております。 北海道では開発局より受託された企業が国道での鹿衝突防止として検証し、現在は購入されて進入防止対策を行っております。
私共の数年間による検証で、電柵だけでの防止対策には下記問題点があります。
イノシシ用電柵 | |
設置と撤去が大変 | |
草が電線に付くと漏電する為、草刈作業が大変で電源を入れなくなる | |
イノシシの鼻に電線が当らないと効果が無いため、電柵に体当たりし支柱等を壊す |
前項で北海道での事例を述べておりますが、この件は北海道の新聞で記載されました。 また、森林組合にて3年間の検証を行い「慣行性」が出ない事も理解出来ました。
施工・対策方法
四足動物対策(イノシシ・イタチ・タヌキ・シカなど) ■使用商品:マリンスター20L、300ml
地面をクンクンしながら歩く動物対策には、守りたい敷地,土地,建物や庭の外周に撒布します。
■の場所にマリンスターを撒いていきます。(但し、動物により、撒布時の横幅が異なります。)
Ⅰ. | イノシシの施行方法 1M~120センチ幅と少し幅広めに撒いて下さい。(目安約100メートル/20リットル袋) |
Ⅱ. | イタチ,キツネ,タヌキ,ハクビシン,アライグマなど少し小さな四足動物の施行方法 肩幅70cm~1mの横幅で撒布して下さい。(目安:直線約100メートル/20リットル) |
侵入口にがある場合においては、通常の2倍程度撒いて下さい。
また、ノリ面(傾斜)がある場合についても同様に通常の2倍量の撒布が効果的です。
が、傾斜手前の平坦な箇所への撒布の方が、傾斜面への撒布より高い効果が発揮します。
注意: | あくまで侵入防止をするものです。殺傷するものではありません。 ですので、現場環境及び現場状況により効果が異なることがあります。 また、100%効果があるわけではなく被害を大きく軽減する目的でお役に立てます。 1回の到来で落胆されず、約2ヶ月間の長い期間内で評価をお願い致します。 |
【例】猪に対しての撒き方
地面に撒布してみました。横幅約1メートルでの撒布ですがこの写真では見にくいかもしれません。
見やすいように、畜産ナミイタの上にてしました。(実際は、直接地上に撒きます。)
細いラインでの撒布でなく、蓄波の横幅(約1M)に撒布するイメージです。
シカ対策の施行方法 ■使用商品:マリンスター20L、300ml
特に鹿の場合については、侵入口には小袋を地上から50~70cmの高さに3m間隔にて吊るす方がより効果的です。 (その時は、ロープか何かで通路を塞ぎそのロープに括り付ける方法を取って下さい)
地中にいるモグラの施行方法 ■使用商品:マリンスター20L、300ml
マリンスターを土地の表面全体に撒布して下さい。(1反=マリンスター20Lを3袋)。その後、マリンスターの成分を地中のモグラに伝えるため、十二分な量の散水を行なって下さい。
また、モグラ等で出来た穴がある場合は、1つの穴に対しガラを4~5粒入れて下さい。
(モグラの穴に入れただけでは、他の穴をすぐ横に作って到来します。必ず「対策されたい敷地全体の地表に撒布し、定期的に水をかけて染み込ませて下さい)
※散水の量は、土質や時期によって異なりますが、モグラが実際通っている深さ10~15cmまで
染み込む量が目安です。
※散水の頻度は3~4日に一度(週に2回)が理想です。(露地の際、雨もカウントします)
鳥類対策 ■使用商品:マリンスター20L、300ml
鳥類対策として大きく2パターンに分かれます。
Ⅰ. | 建屋に巣を作るために起こる糞害 対象物:鳩(ハト) 対策:鳩がよくとまる場所に設置 |
ベランダの室外機の裏などには、鳩が巣を作る場所あたりに設置して下さい。 | |
ベランダの手摺り等に来る場合は、手摺りに3m間隔くらいで直接巻きつけて下さい。 | |
倉庫や工場については、「埃で成分が発散されない」「雨(湿気)に当たらず硬化」で効果がございません。 |
Ⅱ. | 荒らすことによる被害 |
対象物:烏(カラス) 対策:広い範囲に使用の際は、3m間隔で網状に設置して下さい。 (網状に設置:敷地全体に碁盤の目の線を引いた際の重なり部分に吊り下げます) マリンスター20Lを1袋使って、300mlの小分けを作った場合、 小分けが約50個作れます。 3M間隔で網状に吊るした場合、1反あたり150個の吊り下げが必要の為、 1反あたりマリンスター20Lが3袋必要です。 |
ごみの集荷場などにおいても同様に吊るして下さい。
(大きさによりますが、通常のごみ置き場ですと1~2袋で十分です。)
■ | 有害鳥獣対策「マリンスター」で効果があまり見られないケース ・熊、アナグマ、アライグマ、サル、犬、ネコ ・ムクドリ・ヒヨドリ、スズメ ・餌付けされている動物 ・牛舎やごみ処理場など他の臭いが強い場所 ・倉庫や工場のハト等対策 |
環境害虫対策 ■使用商品:マリンスターDX
使用方法
Ⅰ. | 鋤きこむ |
Ⅱ. | 地表撒布 Ⅰ・Ⅱ共に、小袋(300ml)の場合 2坪程度 大袋(20リットル)の場合 100坪(330平方メートル)程度 |
注意:日々、商品改良に研究をしていますので商品変更及び取扱い等が変更になる場合があります。
製品の安全性について
分析試験成績書・ヒトデ乾燥破砕品 MSDS こちらをクリック
商品名 | サイズ(L=リットル) | 税抜価格 | 購入ページ | |
① | マリンスター | 20L入り(有害鳥獣用大袋) | 12,000円 | |
② | マリンスター | 300mL入り(吊下げ用小袋) | 1,000円 | |
③ | マリンスターDX | 10kg入り (主に環境害虫対策用) |
14,000円 | |
④ | 猫バイバイ | 300mL入り(ネコ専用) | 1,300円 |
※ 送料:別途必要
※ 主な用途:
①は広範囲で地面への対策用として。(1袋で直線対策100メートル分に相当)
②は一般家庭など小面積対策として(約2坪分の対策)や、ベランダ等に飛来する鳥対策として吊り下げる場合(3メートルおきに設置)。
③鋤きこみの場合の使用量目安は、3袋/1反。水溶液の場合の使用量目安は、2袋/1反。
④ネコ防止専用の撒布用として。撒布量の目安は、2坪(約7M2)/1袋。
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私共は、NPO法人 日本健康住宅協会が定める 『健康住宅アドバイザー』が在籍し、環境・健康に真剣に取り組んでおります。 |